プッシュアップ超入門 ミニ2

日報

結論
・緊張によって自由がなくなるよ。
・リラックスすることで自由を見つけるよ。
・筋トレ以外でも応用できるよ。

以前、「プッシュアップ超入門 ミニ」として、システマのプッシュアップと筋トレのプッシュアップの違いについて記事で説明しました。

システマのトレーニングでは、緊張をつかわずにリラックスから得られるパワーをうまく使って、健康で強くなろうという話でした。

しかし、同じパワーを使って動くと考えると、緊張を使ってもリラックスを使ってもプッシュアップはできます。リラックスしたパワーと緊張したパワーにはどんな違いがあるのでしょうか。

プッシュアップを上から押さえつける

この日、初めてシステマを体験した方に協力してもらいました。プッシュアップの姿勢でいる私を上から押さえつけてもらいます。

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これは物理的に上から圧力がかかった状態(例えば何かの下敷きになっているとか)と言えます。同時に心理的に圧力がかかった状態(例えばスケジュールが多忙になっているとか)を疑似体験しているとも言えます。

緊張を使うとプッシュアップできない

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体を緊張させて持ち上げようとすると持ち上げることができません。単に押さえつけられているから動かないのではなく、自分の緊張が自分自身を動きを邪魔しているのです。

もちろん私が100kgくらい持ち上げられるくらいの筋力があれば、人ひとりが押してくるくらいの重さは簡単に跳ね返せるかもしれません。

でも、ここで大切なのは筋力がすべてを解決するのではなく。緊張では本来持っているパワーが出せないということです。

また、思考が硬直して「圧力を跳ね返してこの状況から抜け出す」ことしか考えられなくなります。この状況から抜け出せないと、緊張からパニック状態に陥ってしまいます。

リラックスは自由を作り出す

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先ほどと状況は変わっていません。プッシュアップの体勢のまま、上から押さえつけられています。しかし、肩や腕、脚をリラックスさせたことで、自由度が増しています。不自由に見えますが、腕や脚、頭などは自由に動かせることが分かります。

体や思考が緊張すると、動けない→自由じゃない→脱出しなきゃ!→できない!とパニックになります。今のこの状態が「不自由ではない」と分かれば、そこから脱出する必要もなくなります。しかし、体がリラックスすれば思考もリラックスします。体に危害がなく、押さえつけられているだけであれば、このまま寝てしまってもいいのです。

自由は本来のパワーをひきだす

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リラックスして自由が見つかれば、自分が本来持っている力を使うことができます。上から押さえつけられているといっても、全体重が乗っているわけではありません。せいぜい半分といったところでしょう。私たちが本来持っているパワーを正しく使えば脱出することは難しくないはずです。

自分を大きく変えたり、別人になったり、自分探しの旅に出る必要はありません。まず、自分の中の緊張を見つけて、呼吸してみましょう。緊張とはパワーがうまく使われずに滞っている場所です。緊張が解消できれば、あなたが本来持っているパワーが発揮されるようになります。

肉体だけでなく精神にもきく

とはいえ「プッシュアップをしていたら上から押さえつけられる」という状況はなかなかないと思います。そして、「プッシュアップをしていて上から押さえつけられても跳ね返せる」ことが重要なのではありません。

「プッシュアップをしていたら上から押さえつけられる」というのは肉体的に圧力がかかっていると同時に、精神的にも圧力がかかっている状態といえます。

仕事が忙しすぎる、家族との人間関係、恋人とけんかをしてしまった、などなど。日常生活を送っているとそんな場面があると思います。そういう精神的に圧力がかかっている状態で自由を見つける、そういう練習だと思っています。

ポイントは呼吸

緊張を捨てて自由を見つけるポイントになるのは呼吸です。

「息をしないと死んでしまう」

緊張で物事を何とかしようとするとそんな当たり前のことが分からなくなってしまいます。何か物事がうまくいかないと感じた時は、まず自分がきちんと呼吸をしているか確かめてみてください。

もしそれでも変わらなければ、もっと呼吸をしてみましょう。
(呼吸をしすぎると逆に緊張してしまうので注意)
そうすると今の状況でもあなたの自由さ、あなたができることが見つかるはずです。

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