動かされて、動く

今日の練習

4月21日のシステマ岡山の練習は9人でやりました。おそらく過去最多かもしれません。

コロナ禍の真っただ中、2人でやっていた時が懐かしいです。

プッシュアンドムーブをやったのですが、全方向から押されました。

大人数でやる

システマの特徴的な練習に、大人数でやるというものがあります。

大人数でお互いをつかんだり、叩いたりします。

1対1であれば構えをとったり、ステップを踏んだりできますが、囲まれるとそうはいきません。

ひとつの拳を避けても他の拳に当たってしまいます。その時、よい動きが生まれます。

状況を感じる

多数に囲まれて、全方向から押される時、ひとつひとつの動きに対処はできません。

押されたなら、押された動きをうまく利用する必要があります。

ひとつひとつの動きを考えている暇はありませんが、ひとつひとつの動きを感じる必要はあります。

攻撃されていると思うと、対処したくなりますが、マッサージされていると思えば、身体が自然に動き出します。


プッシュアンドムーブで自分の重心を意識してみた。

歩いてくる相手を止める。タイミングなどが適切でないと押し切られるので、動きがよく分かった。

押された肩だけを動かすワークは、自分の肩が固いと分かった。肩だけ動くと動きが見えなくなった。

床に倒れて拳で受け止めるワークは、生じる力を意識すると拳の痛みがなくなった。

拳をにぎり込むのをやめると感じが変わって痛くなくなった。プッシュアンドムーブは好き。

プッシュアンドムーブが好き。あのワークがシステマの動きにつながっていると感じた。相手からの動きを使って動くと、肉体的だけでなく精神的なテンションにも対応できると思った。

ストライクの練習ではどうしてもパンチを打つという意識になっていることに気がついた。

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