4月26日は、ミカエルと鞭の思い出話をしながら練習しました。
ミカエルに打たれて
以前、セミナーでミカエルが寝ている人の背中を鞭で叩き始めました。
そうするとその人の隣、さらに隣、さらにさらに隣とみんなが並んで寝ころび始めました。
私もその列に加わってミカエルに鞭を打たれたのですが、ものすごかったです。
私がぎりぎり耐えられる、絶妙な強さで叩かれました。
あまりの痛みに自分の中から何かが飛び出しそうになりました。
私を覆っている全てのものが吹っ飛んでいったのを覚えています。
私を形作るもの
私たちは普段生活をしている時に色々な人格を使い分けています。
「私は男だ」「私は仕事をしている」「こういう地位にある」「年収は」
そういったものが私たちを守っている一方で、私たちそのものは何なのか分かりづらくしています。
しかし、ミカエルの鞭の衝撃はそういったものを吹っ飛ばしました。
ただひとりの人になったような気がしました。
痛みから学ぶ
現代の日本では痛みは悪いもの、取り去るべきものとして考えられます。
あまりにもひどい痛みは緩和すべきかもしれませんが、痛みからも学べることもあります。
特に鞭で打たれると人は自然に動き出してしまいます。
脳が肉体をコントロールするのではなく、肉体が自然に動き出してしまうのです。
それはとても自然で、パワフルな動きになります。
システマとはひとつのシステム。それぞれのワークがつながっていることを再認識できた。これまでは天気が悪いと体調にも影響していたが、頭痛が緩和された。
だいぶ流せるようになったけれど、つい踏ん張ってしまうところがある。こうやろうという思考が先行してしまう。
ミカエルに鞭で叩かれて痛い、肩書などがなくなった時の動きがうまくいくという話が印象的だった。頭で考えると余計うまくいかなくなるのは人生にも通じると思った。
スタティックプッシュアップでは色々なことを考えてしまう。痛みでいっぱいになる。止めようとしても止められない感じがした。
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