ミカエルという劇薬

日報

ここ数か月,ミカエルの講話形式のウェビナーに参加しています。

これほどミカエルの話を聞いたのは初めてかもしれません。

開かれているシステマ

システマは基本的に誰にでもオープンです。

老若男女,運動経験の関係なく受け入れます。

そして,基本的に何でも教えてくれます。

もちろん,システマ岡山もそうです。

「システマはロシア本部でしか教えていない秘伝がある」みたいな噂を聞いたことがあります。

私が知る限りそういう,秘密のテクニックみたいなのもないです。

(もちろん,法律に触れるようなことを教えてはくれません。)

システマでは人間の体の,自然な動きに従って動くので,身体能力が上がります。

運動するだけでも健康状態はよくなるでしょう。

そして,システマで得たことを他のスポーツや武道に活かすことは難しくありません。

テンションを取り除いて,リラックスして動くことは運動の基本ですから。

私自身,元々は別の武道をやっていて,あとからシステマを始めました。

システマのワークをやっていると,その武道の理解も進みました。

閉ざされているシステマ

しかし,一方でシステマは閉ざされています。

そうすると「なんだやっぱり秘密があるんじゃないか」と思われるかもしれません。

秘密にされているわけではないです。

与えられても受け止めきれない,とでも言えばよいでしょうか。

システマ岡山では,Twitter上でプッシュアップをしています。

それを2020年3月くらいから始めているのですが,おそらくそれ以前の私ではミカエルの言うことが分からなかったと思います。

今も理解しきれているかアヤシイですが…。

理由は簡単。プッシュアップをしていなかったからです。

別にミカエルは隠していません。私が受け止めきれないだけです。

私が以前やっていた武道の理解が進んだ,と書きましたが,嘘です。

理解が進んだように錯覚していただけです。

実際はシステマとのごちゃまぜになって,どちらも上達していなかったでしょう。

システマをあるテクニックとして割り切るなら,あれはあれ,これはこれと両立できたかもしれません。

しかし,私はそれほど器用ではありませんでした。

そして,その武道をやめて,プッシュアップを始めました。

ミカエルは劇薬

自分でも「このタイトルはどうにかならなかったのか」と思うのですが。

これ以外の言葉が思いつきません。

数か月のウェビナーでミカエルが示してくれたものはどれも刺激的でした。

そして,私を劇的に変えてくれました。

自分の中でもビフォア・プッシュアップとアフター・プッシュアップで分かれると思います。

以前,ミカエルを理解しきれなくなった生徒が離れていき,ミカエルも悩んでいたという話を聞いたことがあります。

離れていった生徒さんの気持ちも分からなくはないです。

システマをハウ・トウ・コンバットのテクニックとしてだけ見ていると,理解しきれないと思います。

「ミカエル,何を言っているんだ」と。

それくらいミカエルの考え方は刺激的です。

ハウ・トウ・コンバットに留まらない奥深さがシステマにはあります。

これをたくさんの人に知って欲しいのですが,それを記事に書いても理解されないと思います。

そして,私もまだ理解しきれていません。

だから,今日もプッシュアップをするのです。

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