バックロール,いわゆる後方回転受け身です。
やわらかいマットや畳の上でもしないこともないのですが
システマでは固い場所でのバックロールを練習します。
何故なら日常生活のほとんどの床は固いからです。
また,やわらかいマットでのバックロールは,勢いで転がっても痛くありません。
しかし,固い床で勢いをつけたままバックロールをすると体をぶつけてしまいます。
自分の身体をコントロールしながら,ゆっくりバックロールすることで怪我を防ぎます。
コントロールしながらバックロールする練習方法のひとつがスティックをもったバックロール。
2人で1本のスティックを持ってているので,勢いで「えいっ」と回ることはできません。
また,自分一人だけで起き上がろうとしても起き上がれません。
転倒による怪我は日常生活でも起こり得るものです。
それを防ぐためにも柔らかい転び方を身に付けていきたいものです。
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