12月2日(金)のシステマ岡山の練習は、グラップリングをやりました。
相手から動きをもらう
動画では、相手がこちらの首に腕を回して引き寄せようとしてきます。
このままじっとしているとそのまま拘束されて、どこかに連れていかれるかもしれません。
この「首に腕を回して引き寄せよう」とする動きを攻撃と考えると、対応する必要があります。
ステップして距離をとる? 相手の腕を掴む? 打撃でひるませる?
ところがゼロから動きを作ろうとすると、相手とぶつかってしまいます。
相手からの働きかけは攻撃ではなく、こちらに動きをくれているのだと考えるのです。
動きがなければ始まらない
どちらも動かなければ、状況は始まりません。
「首に腕を回して引き寄せようとする」ことで動きが生まれます。
逆にそこで生まれた動きをうまく使えば、相手を無理なくテイクダウンできます。
今回の場合は「引き寄せようとする」ことで生まれた回転の動きにのることで、相手を巻き込んでテイクダウンしています。
もしかしたら動くチャンスかもしれない
日常生活でも、何かあると「攻撃された!」と感じて反応する人がいます。
「攻撃された!」として反応すると、防御を固めたり反撃の用意をする必要があります。
それを「攻撃された!」ではなく、こちらが「動くチャンス」をもらったと考えると、落ち着いて対応することができるかもしれませんね。
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