システマ岡山の練習風景を短い動画にまとめてみました。
4月1日は動き出しを捕まえるをテーマに練習しました。
小さく動かす
システマでは体の細かいところを動かす練習があります。
胸だけ動かしたり、肩だけ動かしたり、背中の一部だけ動かしたり。
その練習だけ見るとダンスのようにも見えます。
例えば0:20でやっている練習は手袋を脱ぐワークです。
手を細かく動かすことで、手袋を脱ぎます。
シンプルですが、難しい、奥深いワークです。ぜひやってみてください。
背中で動く
床を這いまわる(クローリング)も重要なワークです。
背中はよく固まりやすい部分です。
仰向けに寝転んで背中で動くと、固まった背中がほぐれていきます。
モスクワのダニールは仕事で疲れた時は、玄関から居間まで背中で移動するそうです。
這いまわるというのは動きの基本。赤ちゃんの頃からやっているものです。
動き方で困ったら、基礎基本である赤ちゃんの動きに戻るといいでしょう。
小さい動きの可能性
小さい動きが出来るようになると、動きの可能性が広がります。
正面から衝撃を受けた時に、背中が固いと背中で衝撃を受け止めることになります。
背中が細かく動くと衝撃を分散させることができます。
小さく動くというのはとても地味なワークですが、とてもいいです。
システマの練習では、自分の中でまだ見つかっていない動きを見付けられることによさがあると思っています。
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