システマ岡山の練習風景を短い動画にまとめてみました。
3月18日は動き出しを捕まえるをテーマに練習しました。
動き出しに気付く
全てのトラブルにはきっかけがあります。
最初からトラブルを起こしてやろうと向かってくる人は少ないです。(いないわけではない)
最初は穏やかに話し合いをしていたはずなのに、段々と言葉が強くなり、ある瞬間からトラブルになります。
システマでは「攻撃者を攻撃者にさせない」(トラブルになる前に収める)
「攻撃者になる瞬間を捉える」という考え方をします。
攻撃を待たない
「相手が殴りかかってきたら、こう返す」「蹴ってきたら、こう返す」
こういう風に練習していると間に合いません。
何故なら相手の行動を待って、相手が行動した後で動き始めているからです。
「何をするのか」「いつ始まるのか」「何を使うのか」
全てのシチュエーションの決定権を相手に預けてしまっています。
動きを真似る
動画の途中で相手の動きを真似る練習をしています。
動きを見てから、同じように動くのではなく、相手の動き出しを察知して同じように動いています。
また、前を歩いている人の物まねをする練習もあります。
重心のかけ方、荷物の持ち方、呼吸、歩幅、表情までも真似をするという練習です。
(あまり街中でやっていると、後ろからついてくる不審な人物に思われるかもしれませんが)
相手の真似をすることで、相手の心身の状態を観察する力を養います。
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