９月９日のシステマ岡山の練習は、軸を移すことを練習してみました。
緊張を使って動作をしようとすると、体の中に「軸」が生まれます。
例えば何かを手で持って引き寄せる場合、軸から腕が伸びて、軸へ物を引き寄せます。
しかし、逆に自分の中に軸があると、相手もその軸を察知して対応しようとします。
また、軸があるとターゲットにされることで被害者意識が生まれ、それが転じて加害者意識にもつながっていきます。
自分の中の軸をよそへ移すことを意識することで、相手を軽く動かせたり、横から押されても倒されにくくなるという体の変化を感じることができました。
四つんばいになって横から押されるワークでは、軸を他人に移すことで重さが移って、耐えるではなくて動かされにくくなるのを感じた。
ゆっくり歩く練習は初めてでした。１／２の速度で歩いて、それを２倍速で見たら不自然になるのではないかと思った。「軸」とは何なのか。軸のあるなしで動きが全然変わるのが分かった。不思議だ…。
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